子供でもメタボリックは危ない

かつて、糖尿病や高血圧、高脂血症は成人病と呼ばれていました。
しかし、近年では成人に限らず、子供でもこれらの疾患を発症する事例が増えているのをご存知でしょうか。大人だけではなく、子供も気をつけなければならないのがメタボリックです。このため、成人病という呼び名は、生活習慣病と改められています。 
肥満の子供が、30年前に比べると2倍近く増えています。いまや、子供の10人に1人が肥満児なのです。高カロリーの食事、スナック菓子、運動不足などの原因により、子供の肥満が増加しています。 

厚生労働省では、成人を対象としたメタボリックシンドローム診断基準を作成していますが、子供用にもつくられています。
子供のメタボリックシンドロームの診断基準は、ウエスト周りが小学生なら75cm以上、中学生なら80cm以上とされています。ウエスト周り(cm)÷身長(cm)=0.5以上としても算出することができます。
空腹時血糖が100mg/dL以上、最大血圧125mmHg以上、あるいは最小血圧70mmHg以上、中性脂肪が120mg/dL以上、またはHDLコレステロール40mg/dLの数値のうち、2項目以上当てはまる場合は要注意です。 
子供のメタボリックは親の責任です。今の子供の親の世代も、高カロリーの食事や、スナック菓子で育ってきた世代ですからついつい子供たちにも同じような習慣が身についてしまいがちですが、まずはこれらの悪習を改善させるべきです。子供だけではなく、親自身のメタボ対策にもなります。